スターフライヤーは2013年3月31日から9月30日までの期間、「45分遅れたら次回無料～定時性確保～キャンペーン」を展開します。スターフライヤーは3月31日から、羽田発着便を増便しますが、これにあわせて、定時性を確保することが狙いです。スターフライヤーの2011年4月から2012年3月までの1年間の就航率は99.0%、定時出発率は93.9%。また、2012年4月から2013年1月までの期間、定時出発率は良い月が98.9%、悪い月が91.5%です。
キャンペーンは国内線の出発時刻から45分以上遅延した場合、次回無料で搭乗できる航空券をプレゼントするもの。スターフライヤーは安全の確保を最優先しつつ、ダイヤの定時性に努めるとしています。
なお、「45分」の条件は、運送約款第40条5項に定めている官公署の要求、航空保安上の要求、悪天候、不可抗力、争議行為、騒擾、動乱、戦争、その他の止むを得ない場合は対象外となります。また、定刻を基準として「飛行機が動き出す時刻」が45分以上遅延した便が対象となり、スターフライヤーのウェブサイト上にも掲載される予定です。
無料航空券がもらえる当日はあまりうれしくないキャンペーンですが、定時性を重視するアピールには一役、買いそうです。