スイスのピラタスはジュネーブで開催されている「EBACE2013」でPC-24を公開しています。この機材はピラタスが開発する双発ジェットエンジンを搭載した新型機で、ピラタスでは初めてのジェット機。
PC-24は舗装、非舗装の滑走路、かつ短距離の滑走路での離着陸ができる機材。ピラタスはPC-12を保有する顧客への聞き取りから、PC-12の性能を保ちつつ、より速くフライトできる機材という要望を受けて、開発プログラムを進めていました。
搭乗者数は6人から8人で、スピードは時速787キロ。4人搭乗時の航続距離は3,610キロとなる見込み。
なお、ロールアウトは2014年7月以降の第3四半期、初フライトは2014年終わり頃で、ヨーロッパ航空安全局(EASA)とアメリカ連邦航空局(FAA)の認可は2017年初頭を目指しています。
価格は890万ドルで、ピラタスでは1200機超を販売しているPC-12と同様に成功するとアピールしています。