ジェットスター向けの787、最終組立はじまる 11月に豪国内線に投入

ジェットスター向けの787、最終組立はじまる 11月に豪国内線に投入

格安航空会社(LCC)のジェットスターは2013年6月5日、ボーイングのエバレット工場で同社にデリバリー予定の787の最終組立が始まったと発表しました。これはラインナンバー123(ZA215)の機体で、ジェットスターの幹部がシアトルでその作業の様子を確認しています。デリバリーは9月ごろの予定で、2013年は3機、2015年までに14機導入する計画で、長距離路線に使用するA330を機材更新します。

ジェットスターはこの機材を受領後、オーストラリア民間航空安全局(CASA)と協力し、オーストラリアでの型式証明を取得します。その後、11月にはゴールドコーストとケアンズなどオーストラリア国内線で運航する予定です。

すでに第1陣の整備士、運航乗務員による787の訓練を終了し、今後も多くのスタッフの訓練を行っていく予定です。

なお、ジェットスターの787はパナソニックの「eX2」による機内エンターテイメントを採用、シート間でチャットができるほか、ビジネス、エコノミーともにシートにUSB、シートの電源などを装備します。

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