エアバスは2913年6月14日、A350 XWBの初号機、A350-900モデルのテストフライトを行いました。ツールーズ・ブラニャック空港を現地10時に離陸、14時6分ごろに着陸しました。着陸の前にはツールーズをローパス、着陸後は初フライトの成功を祝い、コックピット上部からエアバスの旗を掲げ、凱旋のタクシングをしました。
次回のフライトはいつかは発表はされていませんが、今後の検査におおむね2日から3日を費やし、その後のフライト日程が決まる模様。初フライトはツールーズ近辺を周遊するルートで行われましたが、以前から噂されているパリ・エアショー会場のパリへのフライトの可能性もありそう。エアバスの中継でもその可能性は捨てていないよう。
なお、フライトテストは今後、2,500時間を行う予定です。既に2機目、3機目の最終組立にも着手済みで、3号機は機内装備のテスト機になる予定。合計5機のA350でテストフライトが行われ、認証取得の手続きを行います。
