記念すべき第50回のパリ・エアショーが今日、2013年6月17日(月)から6月23日(日)まで、パリのル・ブルージェ飛行場で開催されます。最初の4日間は関係者や招待客のみが入場でき、残りの3日間が一般公開日です。
大きなエアショーでは毎回、「ボーイング vs エアバス」の受注合戦が見られ、今回もA350WXBを初飛行させたばかりのエアバスがどれだけ受注を増やすか注目されます。さらに、A350WXBのサプライズ飛行もあるかもしれません。対するボーイングは787-8を2機展示するほか、787-10の正式ローンチを発表すると見られています。
ビジネス機では地元のダッソーがファルコン7Xと900LXを展示し、ガルフストリームはG280とG650を展示します。
ヘリコプターもヨーロッパ勢のユーロコプターとアグスタ・ウエストランドが、民間・軍用のヘリコプターを多数展示し、火花を散らします。とくにアグスタ・ウエストランドはAW159、AW169、AW189と新型機を勢揃いさせます。
軍用機はヨーロッパでの軍縮が進んでいるため、目立つものはロシアのSu-35フランカー、ヨーロッパ共同の無人機ニューロン、エアバスA400Mといったところです。
詳しい展示機のリストは公式サイト、「パリ・エアショー 2013」を参照ください。