日本のイレギュラー運航 5月は13件

日本のイレギュラー運航 5月は13件

国土交通省航空局は2013年5月のイレギュラー運航13件について内容を公表しました。対象は、最大離陸重量5.7トン超の航空機、定期旅客輸送を行う便について。

日本籍の航空会社では、ジャルエクスプレスが3件、日本航空が2件、ANAウイングス、日本貨物航空、ジェイエア、新中央航空が1件ずつ。外国籍では、ベトナム航空、ハワイアン航空、アエロフロートロシア航空、ユナイテッド航空でそれぞれ1件ずつ、イレギュラー運航が発生しました。

■2013年5月のイレギュラー運航 <tbody> </tbody>
発生日 運航者 航空機型式 便名 出発地 目的地 着陸地 概要
5月7日 ベトナム航空 A321-231 HVN303 成田 ホーチミン 成田 離陸後、脚上げ操作を実施。主脚が正常に格納されていない計器表示により引き返し
5月9日 日本航空 767-300 JAL792 関西 ホノルル 羽田 飛行中、操縦室の副操縦士席側の窓から空気の漏れるような音があり、目的地変更
5月12日 ジャルエクスプレス 737-800 JAL1151 羽田 帯広 羽田 飛行中、外気温度を測定する装置の防氷系統で不具合を示すライト点灯により引き返し
5月13日 新中央航空 Dornier228-212 CUK305 調布 神津島 調布 上昇中、フラップに不具合が発生し、引き返し
5月13日 ハワイアン航空 767-300 HAL454 福岡 ホノルル 福岡 離陸直後に第2エンジンの火災を検知する装置が不具合を示す計器表示により引き返し
5月14日 アエロフロートロシア航空 A330-300 AFL260 モスクワ 成田 成田 飛行中、電源系統に不具合発生の計器表示。飛行継続し、成田に着陸後、誘導路上で停止。牽引車で駐機場へ移動するまで、滑走路閉鎖。
5月18日 ジャルエクスプレス 737-800 JAL3042 新千歳 成田 新千歳 飛行中、機長席側と副操縦士席側との間で速度計、高度計の指示値に差が生じ、引き返し
5月19日 ユナイテッド航空 747-400 UAL892 ソウル(仁川) サンフランシスコ 成田 飛行中、客室中央のギャレー付近で煙と異臭が一時的に発生。目的地変更で成田に着陸
5月22日 ジャルエクスプレス 737-800 JAL1669 羽田 出雲 羽田 上昇中、水平安定板のトリムに不具合が発生し、引き返し
5月23日 ANAウイングス 737-500 ANA4939 福岡 対馬 福岡 進入中、航法装置の一部に不具合が発生し、引き返し
5月23日 日本貨物航空 747-8F NCA159 ニューヨーク アンカレッジ ホワイトホース 飛行中、床下後方貨物室内で火災発生を示す計器表示により、航空交通管制上の優先権を要請、目的地変更。 着陸後の点検では火災の痕跡なし。
5月30日 日本航空 767-300 JAL785 ホノルル 成田 ホノルル 飛行中、第1エンジンの抽気系統に不具合を示す計器表示により引き返し
5月31日 ジェイエア CL-600-2B19 JAL2821 新千歳 秋田 新千歳 飛行中、ステアリング不具合を示す計器表示により引き返し
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