アメリカン航空、保有機全てにエレクトロニック・フライト・バッグを導入

アメリカン航空、保有機全てにエレクトロニック・フライト・バッグを導入

アメリカン航空は2013年6月24日、大手エアラインでは初めて、保有機全てにエレクトロニック・フライト・バッグ(EFB)を導入したと発表しました。これにより、コックピット内ではフライト中もタブレット端末を使い、紙の改訂は廃止します。

アメリカン航空は2013年4月に757と767の試験を完了し、保有する777、767、757、737、MD-80と全ての機材でアメリカ連邦航空局(FAA)の認可を取得し、導入を進めていました。

エレクトロニック・フライト・バッグはパイロットがコックピットへ持ち込み用バッグに入れる重量35ポンド、およそ16キロの紙の資料やマニュアルに代わるもの。軽量化により、燃費削減をはじめ、3,000ページ以上の紙を節約でき、紙のマニュアルの改訂作業から電子版のアップデート作業で更新作業も数分で終了でき、最新の情報を常に保つことができるメリットがあります。

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