アメリカ海兵隊F-35B、初の夜間着艦を実施

アメリカ海兵隊F-35B、初の夜間着艦を実施

アメリカ海兵隊は、2013年8月14日、強襲揚陸艦USSワスプ(LHD-1)で、F-35Bが初の夜間着艦を8回実施したと発表しました。パイロットはテストパイロットのジミ・クリフト海兵中佐でした。

F-35Bは艦上での運用範囲を拡張する開発試験フェーズ2を実施しており、最初の艦上試験は昨年10月に完了しています。今回は2機を使用して18日間の予定で、離着艦時の風の許容範囲を広げる試験、海上での夜間運用試験、ミッション・システムの評価、移動するフライトデッキで運用する際の動的インターフェースの評価、などを実施します。

一連の試験を実施するワスプは、F-35を運用するため造船所で、高温の排気ガスに耐える新しい複合コーティングを甲板に施し、F-35が着艦しやすいように灯火類を移動するなど改装工事を行っています。

海軍と海兵隊は、2015年にF-35Bを初展開できるよう認証に必要なデータを収集しています。

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