ハネウェル製の救命無線機に耐空性改善通報 国内航空会社の点検完了

ハネウェル製の救命無線機に耐空性改善通報 国内航空会社の点検完了

国土交通省航空局は2013年7月12日、ロンドン・ヒースロー空港で発生したエチオピア航空の787、「ET-AOP」に搭載されたハネウェル製の固定型航空機用救命無線機(ELT)について、787以外の機種でも耐空性改善通報を発行しました。

このハネウェルのELTについては、設計製造国政府であるカナダ航空当局(TCCA)がカナダで8月15日付で耐空性改善命令(AD)を発行し、国土交通省も8月16日15時付で日本国内の航空会社へ耐空性改善通報(TCD)を発行しました。

なお、日本の航空会社は、既にハネウェルのELTは自主的な点検を完了し、ELTの安全性は確保されていると発表されています。なお、日本での対象機は以下の通りです。

■日本でのハネウェル製ELTのTCD対象機
737シリーズ:1機
747-400:4機
767シリーズ:21機
777シリーズ:13機
787シリーズ:30機 (※うち8機はELT取卸し)
A320ファミリー:13機

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