海上自衛隊P-1量産機、エンジン制御ソフトを改修し飛行再開へ

海上自衛隊P-1量産機、エンジン制御ソフトを改修し飛行再開へ

防衛省は2013年9月27日、P-1の5号機が5月13日の試験飛行でエンジンが停止し、以後P-1量産機の飛行を停止していた問題について、対応策を発表しました。

防衛省で原因を究明した結果、P-1の量産化にあたりエンジンの燃料噴射弁の肉厚を増加したところ、急激な機動を行なった際に燃焼が一時的に不安定となり停止したと判明しました。

対策として、急激な機動をしてもエンジンの燃焼が不安定にならないよう制御ソフトウェアを改修することになりました。

受領を延期した製造中の5号機と6号機、厚木基地に配備された3号機と4号機に、エンジン制御ソフトウェアの改修を実施し、地上運転試験を経て、飛行を再開するとしています。

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