ANA、国際線予約システムでアマデウスと契約-年10億円のコスト削減

ANA、国際線予約システムでアマデウスと契約-年10億円のコスト削減

全日空(ANA)は2011年5月19日、国際線予約システムをAmadeus IT Group(アマデウス)と契約したと発表した。年間10億円以上のITコストの削減がねらい。2011年6月から開発検討に着手、2015年度下期からの導入を予定している。

ANAが導入するのは国際線の予約・搭乗システムで、アマデウス社が保有・管理する「Amadeus Altéa(アマデウス・アルテア)顧客管理ソリューション」に移行する。スターアライアンスでは、アマデウスを推奨プラットフォームとしており、運航イレギュラーが発生した場合に他の航空会社へ予約を自動で振り返るといった対応が速やかにできる。また、利用の多い旅客に座席アップグレード、特定のサービスをピンポイントで提供すること、空港でのチェックイン、チケットの再発行など、これまで手間のかかる手続きが簡単になるという。

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