ロールス・ロイスは、2013年10月16日、ミシシッピ州ハンコックのジョンC.ステニス・スペース・センター近くのNASAインフィニティ・サイエンス・センターに、トレント1000テストエンジンを寄贈したと発表しました。
ロールス・ロイスは2007年、ステニス・スペース・センターに屋外エンジン試験施設を設け、さらに拡張して第2試験スタンドが近日中に完成します。
インフィニティ・サイエンス・センターは昨年オープンした施設で、ルイジアナ州南部やミシシッピ州とアラバマ州の沿岸地域で開発された航空宇宙技術を展示することにより、若者の関心を呼び起こすことを目的としています。
寄贈されたトレント1000は、イギリスのダービー工場で作られた試作機「ESN 10017」で、当地で各種試験を行いました。ボーイング787用に開発された直径9フィート(約2.74メートル)の巨大なエンジンは、きっと見学者を驚かせるだろうと博物館関係者は期待しています。