MRJ、ミュンヘンにヨーロッパの品質管理拠点を設立

MRJ、ミュンヘンにヨーロッパの品質管理拠点を設立

三菱航空機は2013年10月22日、ミュンヘンに品質保証業務を担う拠点を設立、10月21日から業務を開始したと発表しました。ヨーロッパの販売拠点、欧州三菱航空機の支社としてオープンしました。

三菱航空機は海外パートナーの品質(Quality)、価格(Cost)、納期(Delivery)のQCD管理は、これまで日本とアメリカで手がけていました。ただし開発が本格化している欧州パートナーの認証試験(Qualification Test)、検査負荷の増大、MRJの主要パートナー企業のうち7社がヨーロッパにあることから、新設しました。

三菱航空機では品質管理拠点を現地に置くことで、パートナーとの連携を強化、機動性を高め、継続的な信頼関係を構築するとしています。また、現地には経験豊富な管理者を配置し、的確な状況把握と、迅速な対応、判断、指示などが可能となります。

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