アグスタウェストランド、「プロジェクト・ゼロ」にウインドリバー採用

アグスタウェストランド、「プロジェクト・ゼロ」にウインドリバー採用

アグスタウェストランドが開発を進めている全電動チルトローターデモ機「プロジェクト・ゼロ」にウインドリバーのCOTSプラットフォーム「Wind River VxWorks 653プラットフォーム」が採用されています。

「プロジェクト・ゼロ」は全電動無人ティルトローター機で、ヘリコプターのようにホバリングし、前進飛行時には固定翼機に切り替わるデザイン。アグスタウェストランドはウインドリバーの「VxWorks 653」の採用、ウインドリバーのプロフェッショナルサービスチームによるサポートとあわせ、無人回転翼機の設計、開発、製造、テスト飛行まで12ヶ月で行いました。

アグスタウェストランドはウインドリバーのハードリアルタイム性、移植性、再利用性、堅牢性を評価して採用、これにより開発プロセスの時間を大幅に削減できたとしています。

ウインドリバーはこれまでもアビオニクスアプリケーションを提供、NASAの火星探査機キュリオシティ、ノースロップ・グラマンの無人攻撃機X-47B、イタリア航空宇宙研究センター(CIRA)の再使用型無人宇宙船FTB-1、無人戦闘機の試作機「nEUROn」など、多くの採用実績があります。

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