NEC、ネパールのトリブバン国際空港の航空管制用レーダ更新などを受注

NEC、ネパールのトリブバン国際空港の航空管制用レーダ更新などを受注

日本電気(NEC)は2014年1月27日、ネパール連邦民主共和国の民間航空公社から、首都カトマンズのトリブバン国際空港近代化プロジェクトを総額約10億円で受注したと発表しました。

NECは2015年3月まで、航空管制用レーダシステムとして、航空機から詳細な運航情報を取得できる二次監視レーダ(SSR:Secondary Surveillance Radar)、レーダから取得した情報を利用するためのマルチセンサ情報処理システムを設置します。二次監視レーダは地上からの質問信号に対し、航空機に備えられた応答装置から応答信号で方位、距離、高度、識別コードなど運航情報を取得できるもの。

NECでは、ネパールの航空管制サービスの信頼性、効率性の向上に加え、スムーズで安全な航空管制につながるとしています。特にトリブバン国際空港は、ヒマラヤ山脈に囲まれ、世界でも最も難しい着陸が要求される空港として知られ、最近ではRNP-AR方式の採用により、安全運航につながる整備に力を入れています。

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