A320neo向けLEAPエンジン、夏から飛行試験など実施へ

A320neo向けLEAPエンジン、夏から飛行試験など実施へ

CFMインターナショナルは2014年2月12日、A320neo、737 MAXなどに搭載されるLEAPエンジンの開発が予定通り進んでいると発表しました。2014年は20基のエンジンでテストが進められる計画です。

1基目のLEAPエンジンは2013年9月4日、A320neo向けLEAP-1Aエンジンの地上テストを開始したもの。約5週間のテスト期間、310時間以上、400サイクルを記録しました。このLEAPエンジンは型式証明、運航開始まで3年間で60基、約40,000サイクルのテストが行われていく計画です。

さらに、すでに初期のアイシング試験を完了。予測されたパフォーマンスを上回る信頼性を確保したテスト結果が得られているとしています。

今後、数ヶ月でLEAP-1AエンジンとLEAP-1Cエンジンについてアメリカ、カリフォルニア州のGEの施設でフライトテストを含む試験が進められる予定です。また、2014年6月にはLEAP-1Bエンジンでフランスのスネクマの施設で地上テストが始められる予定です。

なお、CFMインターナショナルが航空機メーカーが開発中の新型機に搭載するLEAPエンジンは、LEAP-1AエンジンがA320neo、LEAP-1Bエンジンが737 MAXシリーズ、LEAP-1Cエンジンが中国商用飛機有限公司(COMAC)のC919に搭載される計画です。

■LEAP First Engine To Test
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