セスナ、次期飛行検査機サイテーションCJ4 3機の受注を正式発表

セスナ、次期飛行検査機サイテーションCJ4 3機の受注を正式発表

セスナ・エアクラフトカンパニーは2014年2月11日、シンガポール・エアショーで国土交通省航空局からサイテーションCJ4を3機、契約したと発表しました。兼松と航空局が2013年末に総額47億円で契約していたもので、2015年12月までに3機が中部国際空港の航空局の新拠点にデリバリーされる予定です。いずれも航空局の次期飛行検査機として使用されます。

航空局が導入するサイテーションCJ4

セスナではこの契約について、サイテーションCJ4は高性能な航空機として評価を獲得しているとしています。

このCJ4には、ナビゲーション機能、航空路や航空管制施設の精度を確認する検査飛行が実施できる飛行検査システムが装備されます。この装備はノルウェジアン・スペシャル・ミッション(Norwegian Special Mission)社製の飛行検査装置を搭載します。

CJ4は航続距離3,556キロ、ペイロード939キロで、8名の搭乗が可能です。この航続距離で東京からマニラへ直行でフライトすることができます。

航空局はこの機材導入により、ガルフストリームⅣの2機、グローバルエクスプレス2機の後継機種として採用します。

※追記:兼松の正式発表を追記しています。(2014/02/12 14:50)

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