HMM-262のMV-22、2月に4,000キロ離れた4ヶ国で展開

HMM-262のMV-22、2月に4,000キロ離れた4ヶ国で展開

アメリカ海兵隊は2014年2月、普天間基地に展開する第262海兵中型ティルトローター飛行隊(HMM-262)フライング・タイガースのMV-22オスプレイ12機が、アジア太平洋地域の4,000キロ離れた4ヶ国で運用を行ったと発表しました。海兵隊は分散型の運用は一般的になりつつあり、その能力と危機対応力の高さとアピールしています。

HMM-262は2月中旬、沖縄、シンガポール、フィリピン、タイで一斉に複数のオスプレイの運用を行いました。フライング・タイガースの指揮官、ラリー・ブラウン中佐を含む3機のオスプレイは、普天間基地から約4,000キロ離れたシンガポール・エアショーに初参加。

ブラウン中佐はシンガポールから、フィリピン、タイ、沖縄で展開する他の9機の全ての日常業務と任務を監督し、特に様々ない事態に対応するため、限られたメンテナンス担当者を配置、ベストの状態に機体を保つ計画を進めました。

HMM-262のMV-22は、北は韓国、南はオーストラリアで展開済み。距離にして8,000キロ以上で展開しており、ブラウン中佐は固定翼飛行隊に似たスケジュール、分遣隊との距離、メンテナンスを行っているとしています。

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