プラット&ホイットニー、PW1000Gエンジンで7,600時間超のテスト実施

プラット&ホイットニー、PW1000Gエンジンで7,600時間超のテスト実施

プラット&ホイットニーは2014年2月12日、A320neo、Cシリーズに搭載するピュアパワーPW1000Gエンジンで850飛行時間を含む7,600時間超、17,000サイクルのテストを行っていると発表しました。このテストから、燃費は従来型から16%改善されることが証明されているとしています。

プラット&ホイットニーは2010年9月から着手しているギアード・ターボファン(GTF)エンジン31基によりテストを実施。燃費改善に加え、騒音削減についても確約できるとしています。

A320neoに搭載するPW1100G-JMは初めての飛行試験に向けて準備が出来ているほか、ボンバルディアが開発しているCシリーズに搭載するPW1500Gエンジンは、すでに2機のテスト機に搭載され、試験飛行が行われています。

このほか、三菱航空機が開発するMRJ向けPW1217Gでも試験がおこなわれています。さらにイルクートが開発するMS-21にはPW1400G、エンブラエルはE-Jet E2に搭載を予定していますが、こちらはエンジンの設計の確定などを進めています。

■Pratt & Whitney PurePower PW1100G-JM Engine First Flight
■Breaking News! Pratt & Whitney PW1217G Engine Makes First Flight
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