エアバスは2014年、4社に新たにA380を引き渡す予定で、このうち2社がアジア太平洋地域の航空会社だと発表しました。シンガポール・エアショーで紹介しています。
2007年にシンガポール航空へ初号機を引き渡して以来、これまでに10社がA380を導入済み。1年間で新たな航空会社4社への導入は初めてで、予定通りに進むと2014年末にはA380の運航会社は合計14社になります。
2014年に最初にA380を導入するのはカタール航空。発注機数は10機です。また、アジアの2社のうち、アシアナ航空には2014年4月から6月の第2四半期に引き渡し、スカイマークは2014年後半に引き渡しされる予定です。両社とも6機を発注しています。
さらに、2014年中にはエティハド航空向けに最初の1機が引き渡しされる予定です。エティハド航空にも今後、10機が引き渡しされる予定です。
エアバスはA380は今後、15年間で航空機を利用した旅客が倍増する中で、空港の発着枠の空きが無い場合でも多くの旅客を輸送できること、シート当たりの運航コストが安いことなどのメリットをあげています。