エンブラエル予測、アジア地域で20年間に小型ジェット1,500機が必要

エンブラエル予測、アジア地域で20年間に小型ジェット1,500機が必要

エンブラエルは2014年2月12日、70席から130席規模の新造ジェット機、1,500機がアジア・太平洋地域向けとなると予測しています。新造機の20%がアジア・太平洋地域向けとなります。このうち、35%が現在の機材を更新、65%が市場の拡大に対応するための増機となります。

アジア・太平洋地域の旅客輸送で70席から130席規模の機材は、主要都市間ではなく、それより小さい規模の都市を結び、1日300人程度の乗客が見込まれる路線の就航を想定。このおよそ60%は直行便で結ばれておらず、日帰りはおよそ半分以下となります。

エンブラエルではさらに、格安航空会社(LCC)の成長で、この地域でA320、737など単通路機より小さい機材で、効率よい運航を行い、成長ができるとしています。

なお、エンブラエルは70席から130席規模のジェット機では、発注機数の51%、デリバリーでは62%のシェアを獲得しています。アジア太平洋地域では6ヶ国、10社が150機超を保有し、80%超のシェアを獲得しています。

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