ユナイテッド航空は2014年2月16日、737-800に初めて最新鋭のウィングレット「スプリット・シミタール・ウィングレット(Split Scimitar Winglet)」を装着したと発表しました。2月19日付で、その画像が公開されています。
この機材は機体記号(レジ)「N37277」で、2月18日にUA1273便としてヒューストン発ロサンゼルス着で、シミタール・ウィングレット装着機の初便が運航されました。ユナイテッド航空はこれを受け、燃油削減につながり、環境に優しいシミタール・ウィングレットを世界で初めて装着、運航でき、誇らしいとコメントしています。
この新しいウイングレットは、従来のブレンディッド・ウイングレットより2%の燃費改善につながります。ユナイテッド航空は保有する737-800と737-900ERをブレンディッド・ウイングレットからスプリット・シミタール・ウィングレットへ変更。シミタール・ウィングレット装着で、ユナイテッド航空がウィングレット装着する737、757、767の機材合計で、年間6500万ガロン、ジェット燃料2億ドルの削減、二酸化炭素排出の抑制にもつながります。
なお、この最新鋭のウィングレットはアメリカ連邦航空局(FAA)が2月初旬、アビエーション・パートナーズ・ボーイング(APB)に追加型式証明を発行、これを受けて装着されたものです。