2013年3月ワシントン州のEA-6B墜落事故、パイロット・エラーが原因

2013年3月ワシントン州のEA-6B墜落事故、パイロット・エラーが原因

2013年3月11日にワシントン州で起きたアメリカ海軍EA-6Bプラウラー墜落事故について、アメリカ海軍のJAGMAN(Judge Advocate General Manual Investigation)は、原因をパイロット・エラーと報告しました。アメリカ海軍系のUSNI Newsが伝えています。

事故は第129電子攻撃飛行隊(VAQ-129)のEA-6Bプラウラーが、低空飛行訓練中に墜落したもので、乗員3名が死亡しました。EA-6Bは、学生のヴァレリー・デラニー中尉が前席左で操縦し、教官のアラン・パターソン少佐が前席右で指導していました。VR-1355と呼ばれる難しい低空飛行ルートを飛行中で、乗員は地上への接近に気付くのが遅れ、過大な操縦をしたため失速を悪化させたものとしています。

VAQ-129はEA-6BからEA-18Gに機種更新中で、学生や教官への責任者のサポートが足りなかったことも事故の要因としています。

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