日本トランスオーシャン航空(JTA)は、2014年3月25日開催の取締役会で、新機材に737-800を12機導入する方針を決定したと発表しました。ボーイングと正式購入契約の締結に向け、準備を進めるとしています。JTAは、737-400から737-800に切り替え、初号機は2016年1月ごろに初号機を受領する予定としています。
ボーイングの発表では今回の契約はカタログ価格で総額11億ドル相当です。契約内容には737-800から737 MAXに変更することができる条項が含まれ、より効率的に運航ができる機材を調達する可能性があります。
JTAの737-800は、CFMインターナショナルのCFM56-7エンジンを搭載し、最新の効率性向上パッケージ(PIP:Performance Improvement Package)を装備する予定です。PIPは、現在の737-800と比べ、さらに燃費効率が2%向上できるものです。客室は、すでにソラシドエア、スカイマークなど日本の航空会社でも導入されているボーイング・スカイ・インテリア仕様で、LED照明、大型化された手荷物収納棚などを装備した機材となります。