エアバス、アシアナ航空向けA380初号機の塗装を完了

エアバス、アシアナ航空向けA380初号機の塗装を完了

エアバスは2014年3月27日、アシアナ航空向け、機体記号(レジ)「HL7625」で登録予定のA380初号機がハンブルクで塗装を完了し、ロールアウトしたと発表しました。この後、客室装備の作業に移り、シートやギャレーをはじめとした内装作業に取りかかります。

アシアナ航空向けのA380初号機 HL7625

この作業を終えた後、フライトテストが行われます。このテスト飛行では機内エンターテインメントシステムのチェックをはじめ、空調、ライト、ギャレー、トイレ、シートなどが機能するかを確認します。

また、ハンブルクでは航空機の性能チェックも行います。ツールーズへこの機材が戻ると、デリバリーに向けた作業となります。

アシアナ航空は5月末にもこの機材を受領し、6月から営業飛行を開始します。この機材はアメリカ路線に投入しますが、この前に成田、関西線など日本にも期間限定で就航させる予定です。

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