防衛省、アメリカ軍再編の訓練移転で2014年度は三沢対地射爆撃場を追加

防衛省、アメリカ軍再編の訓練移転で2014年度は三沢対地射爆撃場を追加

防衛省は2014年3月28日、アメリカ軍再編に関連した訓練移転について、2014(平成26年)度にグアムなどへの訓練移転を含み10回程度の実施を目標に計画すると発表しました。このうち、新たに日米合同委員会で嘉手納から航空自衛隊の三沢、または千歳基地へ移転、実施することで合意したものです。

このうち、新たに沖縄県の嘉手納飛行場を拠点に、鳥島などで実施する空対地射爆撃訓練の一部について、航空自衛隊の三沢、または千歳基地へ飛来し、三沢対地射爆撃場を使用し、空対地射爆撃訓練を行います。防衛省ではこの移転により、嘉手納での騒音軽減につながり、沖縄の負担軽減に資するとしています。

なお、訓練移転は移転元のアメリカ軍の飛行場は嘉手納、岩国、三沢飛行場で、移転先は千歳、三沢、百里、小松、築城、新田原の自衛隊基地とグアムです。なお、個々の訓練計画は、日米間で調整し、随時公表するとしています。

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