ヴァージン・アメリカはグーグルと共同で、一部路線で「グーグル・クロームブック(Google Chromebook)を無料で貸し出すサービスを開始した。期間は2011年7月1日から9月30日まで。このサービスの利用を希望する乗客は、ヴァージン・アメリカのフライトでWi-Fiを無料で使うことができる。
サンフランシスコ/ボストン線、シカゴ線、ダラス線ではそれぞれ出発する4空港のゲートに「クローム・ゾーン」が設けられ、クロームブックをPR。クロームブックをレンタルする場合は、このゾーンでクレジットカードを登録する。なお、各空港の到着ゲートで返却できる。
クロームブックはグーグルが開発したOSを搭載したノートPCで、起動時間が短く、各種アップデートを自動で行うほか、クラウドでデータ管理、バックアップ不要、セキュリティーソフト不要などの特徴がある。
ちなみに、ヴァージン・アメリカは社内で「Google Apps for Business」を採用、昨年もグーグルとWi-Fiキャンペーンを展開していた。