ジャムコは2014年4月8日、ドイツ・ハンブルグで開催された世界最大の航空機インテリアショー「エアクラフト・インテリア・エクスポ 2014」で、航空機用シート事業への本格参入を発表しました。ジャムコは航空機用プレミアムクラスシート「DoveTail」を開発し、航空機用シート分野へ参入します。複数の航空会社から2,800席を超える需要を見込む、売上規模は年間100億円程度を見込んでいます。
「DoveTail」は機種を問わず搭載ができるシートで、独自デザインにより通路側からの出入りが用意になっているシートで、乗客用スペースを広くできるといった点が特徴です。ジャムコでは2012年に発表したエアバス認定のA350XWB向けのプレミアム・シート「Journey」とあわせ、販売を促進していきます。
ジャムコは航空機用シート事業への参入で、機内装品事業の4つ目の柱に成長させ、航空機の客室全体を隅々までプロデュースする「トータル・インテリア・インテグレーター」として、今回発表した「DoveTail」は品揃えを飛躍的に向上させるものになると期待を寄せています。