アメリカ国防安全保障協力局(DSCA)は2014年4月21日、国務省がメキシコへUH-60Mブラックホーク・ヘリコプターと関連機器、部品、トレーニングなどを対外有償軍事援助(FMS)で輸出することを承認したため、この輸出案を議会へ報告しました。
メキシコ政府は、同国仕様の機器を装備したUH-60Mを18機と、T700-GE-701Dエンジン40基、組み込みGPS/INS航法システム42基、M134 7.62mm機関銃36丁、その他の部品、支援機器、訓練、サポートなど推定6,800億ドル分の売却を要求しています。
DSCAは、メキシコにUH-60Mを売却することにより、麻薬密売組織の取り締まりが強化され、アメリカの国益に合致し、地域の軍事バランスを損なわないと評価しています。