全日空(ANA)とボーイングが日本国内でB787ドリームライナーのフライトテストをおこなっているが、2011年7月10日の中部国際空港(セントレア)へのフライトはまさに「ドリーム」、夢の競演となりそうだ。
現在のスケジュールではB787ドリームライナーのパーツを運搬するB747-400型を改造した「LCF(ラージ・カーゴ・フレイター)」、愛称「ドリームリフター」もセントレアに飛来する。ドリームライナーとドリームリフターは予定では、787がセントレアに到着する午前7時30分から、出発予定の午後6時まで、約10時間30分を一緒に過ごす見込み。ドリームライナーのパーツはセントレアでドリームリフターに積み込まれ、アメリカで組み立て。このためセントレア、中部圏は787のふるさととも言える地で、これから世界を飛ぶ787と、これからも787の製造に欠かせない2機がならぶ姿を目の前で見れるのは、今回の日本への787のフライトではセントレアだけだ。
セントレアでのB787型の到着スポットは27番。もっとも近い場所は旅客ターミナルビルから歩いて10分ほどの臨時駐車場。こちらは午前6時30分から開場し、B787型まで約50メートルの距離でB787の姿を見ることができる。予定では午後10時に閉場する予定。
なお、ドリームリフターのスケジュールは変更の可能性もある。
■セントレアでのB787/LCFの競演時間- | セントレア到着 | セントレア出発 |
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787ドリームライナー | 7:30 | 18:00 |
ドリームリフター | GTI4512 20:45(7/9) | GTI4131 21:00(7/10) |