エアバス・グループは2014年4月25日、フランス・ボルドーで電気飛行機「E-Fan」による初の公開飛行を行いました。
E-Fanは複合素材のみの構造を採用した技術実証機です。エアバス・グループとパートナー各社は、ボルドー空港の近くに生産設備を建設する計画で、E-Fanの研究、開発をさらに進めることを目指しています。ヨーロッパが策定した「Flightpath 2050 (2050年までの航空の指針)」プログラムの一環として、環境保護への取り組み、航空分野での新たな技術採用に取り組むプロジェクトです。
E-Fanの開発により、航空機の排出する温暖化ガスの削減に加え、エンジン音の削減にとどまらず、長期的に経済的で効率的な航空関連の技術取得につながるとされています。