アジアを歴訪中のバラク・オバマ、アメリカ大統領を乗せたアメリカ空軍のVC-25、「エアフォース・ワン」が2014年4月26日、韓国からマレーシアへ飛行する際、中国が主張する東シナ海の防空識別圏(ADIZ)を、中国当局に無通告で通過しました。ニューヨークタイムズが報じています。
記事では中国が独自に防空識別圏を設定した際、B-52の2機を識別したと主張していましたが、アメリカ政府関係者によると今回のエアフォース・ワンは「通常のフライトプランのみで、若干の乱気流を除きスムーズに飛行した」と語っています。
ニューヨーク・タイムズは、今回のアジア歴訪ではオバマ大統領は中国を訪問しないが、常に中国の反応を見ながら行動しているとしています。