エバー航空は2014年5月21日、新型の777-300ERを導入します。2014年に3機を受領する予定で、機内エンターテインメントをアップグレードしたほか、機内インターネット「SKY Wi-Fi」の装備、照明にムードライトを採用する機材です。エバー航空はハローキティ塗装、スターアライアンス塗装を含めすでに777-300ERを15機保有していますが、機体記号(レジ)「B-16718」から、アップグレードした機材となります。
客室はビジネス「ローレルクラス」が39席、プレミアムエコノミー「エリートクラス」が56席、エコノミーが238席の計333席仕様です。これまでの機材はビジネス38席、プレミアムエコノミー63席、エコノミー211席仕様の312席仕様で、座席数も増えます。
この新機材はエコノミーでモニターが9インチ、プレミアムエコノミーで11.1インチ、ビジネスが16インチと大型化するほか、パナソニックeX3を採用し、インターネット環境を提供します。また、全クラスのシートに110VとUSBによる電源を装備しています。
6月3日から、台北発ニューヨーク着のBR32便に日曜日、台北発ロサンゼルス着では火、水、木、金、土の週5便に投入されます。さらに、サンフランシスコ線にも投入される予定です。