富士重工、2020年の新中期経営ビジョンで航空宇宙事業は「成長」

富士重工、2020年の新中期経営ビジョンで航空宇宙事業は「成長」

富士重工業は2014年5月9日、新中期経営ビジョン「際立とう2020 (Prominence 2020)」を発表しました。このうち強い事業構造を創る8つの取組で、航空宇宙事業部門について、「自立」から「成長」への新たなステージへ向かうと位置づけています。

2014年3月期の航空宇宙事業部門の売上高は1,244億円でしたが、為替相場を1ドル95円想定で1,500億円規模の売上高を目指します。また、営業利益は100億円レベルを継続的に確保するとしています。

このうち防需事業については「技術的基盤固め」とし、無人機の取り組みやC-2の量産、UH-1、AH-64、AH-1などのヘリコプター事業を引き続き展開します。また、民需事業ではボーイング向けの787-8、787-9、777、A380などへの取り組みを挙げています。

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