アメリカ国防安全保障協力局(DSCA)は、2014年5月13日、国務省がイラクへAT-6CテキサンIIと関連機器、部品、トレーニングなどを対外有償軍事援助(FMS)で輸出することを承認したため、この輸出案を議会へ報告しました。
イラク政府は、AT-6CテキサンII 24機と、スペアのPT-6A-68ターボプロップ・エンジン2基やALE-47チャフ/フレア・ディスペンサー2基、AAR-47ミサイル検知システム2基などと、部品、支援機器、訓練、サポートなど推定7.9億ドル分の売却を要求しています。
DSCAは、この輸出が戦略的パートナーであるイラクの安全保障を向上させ、アメリカの国益に合致し、地域の軍事バランスを損なわないと評価しています。