フィリピン航空、747-400全機退役 太平洋路線は777-300ERで運航

フィリピン航空、747-400全機退役 太平洋路線は777-300ERで運航

フィリピン航空は2014年5月12日、747-400を正式に退役させたと発表しました。Facebookページでは777と747-400を対面させ、スタッフが747に手を振る様子を紹介しています。このセレモニーは、マニラ国際空港に隣接するヴィラモール空軍基地で開催されました。

フィリピン航空は1979年に747-200Bで初めて747を導入。これにより、1980年1月から太平洋路線をDC-10から置き換え、4月には全ての運航が747-200Bとなりました。また、1993年11月には747-400を受領しました。この747-400初号機はボーイングの工場からデリバリーされたばかりの機材に、APEC会合に出席した当時のフィデル・ラモス大統領がフェリーフライトに搭乗しました。

フィリピン航空は747-400にかわり、777-300ERを太平洋路線に投入します。これにより、マニラ発着のロサンゼルス、サンフランシスコ線は777-300ERでの運航となります。

なお、最後の747-400の保有機のレジは「RP-C7471」「RP-C7472」「RP-C7473」「RP-C7475」の4機です。

※フィリピン航空の747の歴史を追記。これにあわせ一部文章を削除しました。 (5/15 13:15)

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