エア・カナダは787の導入にあわせ、2015年から777-300ERの12機、777-200LRの6機も機内リニューアルを行います。リニューアルはビジネスクラスの新シート導入と、プレミアムエコノミーの装備で、787にはこれに先駆けて導入されます。機内リニューアルプロジェクトは2016年後半にも完了する計画です。
787-8ではビジネスクラスに180度フルフラットになる20席が「1-2-1」の配列で装備されています。このビジネスクラスのシートは空気式クッションヘッドレストで調節可能なほか、スクリーンは18インチで、タッチパネル式です。ユニバーサル電源とUSBコンセントは各シートに装備されています。また、2014年後半から、ビジネスではスプレッソ、カプチーノサービスもリニューアルします。
プレミアムエコノミーは21席。シートピッチは38インチで、「2-3-2」配列です。シート幅は19.5インチで、リクライニングは7インチです。モニターは11インチで、タッチパネルを採用。各シートにユニバーサル電源とUSBコンセントも装備されています。また、機内食はエコノミーと異なるプレミアムサービスで、空港では優先チェックインやプライオリティ・バゲージの扱いとなります。
エコノミーは薄型シートを採用し、「3-3-3」配列で210席です。USBコンセントが各シートに装備され、モニターは9インチです。
この787は、7月15日からトロント発羽田着に投入される予定です。
