エミレーツ航空は2014年5月27日、ドバイ/ウィーン線で1日限りでEK125、EK8126便でA380を使い、運航しました。ウィーン国際空港発着の定期便でA380が運航するのはこれが初めてでした。エミレーツの発表によると、およそ600名のスポッターが空港周辺に集まり、その離着陸の様子を見ていたそう。この便には機体記号(レジ)「A6-EES」が使用されました。
エミレーツはウィーンでのセレモニーで、「いつか定期便にA380で常時、運航したい」とコメントしています。これまでも1日限りの投入後にA380での定期便運航をしている実績があるため、期待できそうです。
エミレーツのドバイ/ウィーン線は10年間に200万人を輸送しました。また、エミレーツはオーストリア国籍のパイロット30名、客室乗務員22名を雇用しています。
ちなみに、エミレーツのA380はこれまでにもウィーン国際空港に離着陸をしていますが、いずれも急病人などのダイバートでのことでした。