ボーイングは2014年5月30日、日本トランスオーシャン航空(JTA)が2014年3月に737-800を12機導入する方針を決定したと発表した機材発注について確定受注したと発表しました。カタログ価格は11億ドルで、初号機の就航は2016年を予定しています。
JTAは現在、機材刷新計画を推進し、2016年から現在の737-400から737-800へ機材リニューアルがはじまります。なお、今回の合意内容は、JTAが調達機材を737-800から737 MAXに変更することもできる条項が含まれています。
この737-800は、CFMインターナショナル社製で2011年半ばに導入された新仕様のCFM56-7Bエンジンを搭載、737 MAXに発注機材を変更した場合、エンジンはLEAP-1Bエンジンを搭載します。
JTAの737-400はCFM56-3エンジンを搭載しており、737-800へのリニューアルはスムーズに進みそう。さらにLEAP-1BエンジンはCFMが開発する次世代エンジンで、こちらも一貫性を保つ機材更新となります。
写真上:中央左がジョン・ウォジック・ボーイング民間航空機部門上席副社長、中央が日本トランスオーシャン航空の佐藤学社長、中央右がクリス・ドゥルワーCFMインターナショナルアジア太平洋地域代表