エアバス・ヘリコプターズは2014年6月3日、イタリアのローマで開催されていたAIRMED世界会議で、同社の最新鋭ヘリコプター、EC145 T2を披露しました。
展示されたのはEC145 T2のフルスケール・モックアップで、ヘリコプターを使った緊急医療サービス、ドクターヘリの宣伝の一環として行われました。また、すでにドクターヘリとして世界中で使われているEC135の模型も展示され、その有用性をアピールしました。
EC145 T2は2014年4月にヨーロッパ航空安全庁(EASA)から型式証明を取得しており、今年後半から引き渡しが始まる予定です。
EC145 T2はEC145シリーズの最新型で、エンジンをパワーアップし、テールローターをフェネストロンに変更しています。現在、ドイツ陸軍用のEC645 T2の15機を含め、100機以上を受注しています。EC145は川崎重工のBK117C-2と同型機です。