JTBグループのe-コマース事業を手がけるi.JTBが2014年6月10日、2014年7月15日から8月31日までの夏休み期間に出発する海外航空券、海外ホテルのインターネット予約状況を発表しました。
ゴールデンウィークは飛び石連休で、海外旅行よりも国内旅行が全体的に多い傾向でしたが、夏休みは前年同期に比べ、海外旅行の予約数が全体で1割増と人気のようです。海外航空券、海外ホテルともに人気都市の第1位は「ホノルル」で、傾向として「中長距離方面へのシフト」がキーワードになりそうとしています。
また、羽田空港の国際線発着枠が拡大したことから、ロンドン、パリが海外航空券、海外ホテルとも上位にランクインしています。
このうち、海外航空券のランキングトップ10は、近距離のアジア・中国の5都市、遠距離のヨーロッパの2都市、ハワイ、ミクロネシア、アメリカのそれぞれ1都市がランクインしています。
i.JTBでは、2013年の12位から4位へとランキングを上げたグアムの上昇が目立つとし、台北は需要は高いものの訪日旅客が増加し、座席の確保が難しくなっていることが影響していると示唆しています。
■海外航空券人気都市ランキング
(順位、都市名、2013年順位、日本発直行便のある空港)
1位 ホノルル(3位)：新千歳、仙台、成田、羽田、名古屋、関西、福岡
2位 バンコク(2位)：新千歳、成田、羽田、名古屋、関西、福岡
3位 ロンドン(6位)：成田、羽田
4位 グアム(12位)：新千歳、仙台、新潟、成田、名古屋、関西、岡山、広島、福岡
5位 パリ(7位)：成田、羽田
6位 ソウル(1位)：新千歳、函館、青森、秋田、仙台、成田、羽田、名古屋、静岡、新潟、小松、富山、関西、岡山、広島、米子、高松、松山、福岡、佐賀、長崎、宮崎、鹿児島、那覇
7位 上海(5位)：新千歳、仙台、成田、羽田、名古屋、静岡、新潟、富山、小松、関西、岡山、広島、高松、松山、福岡、佐賀、長崎、鹿児島、那覇
8位 台北(4位)：新千歳、旭川、函館、(釧路)、仙台、成田、羽田、名古屋、静岡、新潟、富山、小松、関西、岡山、広島、高松、福岡、宮崎、鹿児島、那覇、石垣
9位 シンガポール(8位)：成田、羽田、名古屋、関西、福岡
10位 ロサンゼルス(10位)：成田、羽田