スカイマークのA330-300が2014年6月14日、SKY003便として羽田空港の第1ターミナル19番ゲートを7時58分に出発しました。定刻が羽田発7時40分のところ、18分遅れとなりましたが、快晴の羽田空港のD滑走路を離陸し、日本の航空会社によるA330での初の営業飛行を行いました。
初便はすでに引き渡しされている2機のうち、機体記号(レジ)「JA330B」が使用されました。搭乗開始が遅れたものの、初便らしく西久保愼一社長が乗客を1人1人を機内へと見送り、話題の「ミニスカ」客室乗務員が乗客を迎え入れました。
スカイマークは6月14日から8月8日まで、羽田/福岡線で最大1日5往復をA330で運航、8月9日からは運航便数を拡大し、1日10往復のうち8往復をA330で運航します。
このA330はシートピッチは38インチの96.5センチメートル、総座席数271席のグリーンシートを採用した仕様で、ゆったりとした空間で国内線の移動が可能になります。日本航空(JAL)や全日空(ANA)との競争に、新シート投入で勝負をかけるスカイマークの挑戦が幕をあけました。
