スターフライヤー、福岡線減便し山口宇部線に就航か 問われる「新規」

スターフライヤー、福岡線減便し山口宇部線に就航か 問われる「新規」

スターフライヤーが2014年10月にも羽田/福岡線を減便、減便する枠を使い羽田/山口宇部線に就航する計画です。朝日新聞などが2014年6月13日付で伝えています。

スターフライヤーは2014年3月期の単独決算で最終損益が30億円の損失を記録し、早期の立て直しが求められていました。羽田/福岡線は羽田発着枠の拡大にあわせ、集中的に機材を中心とした経営資源を投入し、旅客数は増加したものの、各社の主要幹線で競争に負けた形となっていました。

羽田/福岡線の2012年度実績は、3,635便で供給座席数は533,682席、旅客数380,898人で、搭乗率71.4%でした。2013年3月31日から増便により、2013年度の便数は7,215便、供給座席数は1,051,263席といずれもとほぼ倍増、旅客数は695,996人と80%増でしたが搭乗率が66.2%と前年から5%ポイント減となっていました。

羽田/山口宇部線の就航はANAホールディングスの意向とされており、全日空(ANA)はこの路線を減便、スターフライヤーとコードシェアします。その余剰機材を他の路線に振り向けると見られます。

一方、スターフライヤーは「新規航空会社」として、競争促進の一環から羽田発着枠を確保していますが、以前から全日空(ANA)とのコードシェアにより、残念ながら「ANA傘下」や「ANA枠」と揶揄されています。今回の路線展開は、ANAの強い意向が反映された施策により、いっそう他社からの異議が強くなりそうです。

※タイトルを一部修正し、「山口線」から「山口宇部線」へ変更いたしました。(2014/6/18)

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