エアアジアと全日空(ANA)が来週にも提携を発表、両社が日本でLCCを設立し、国内線を運航する見通しをマレーシアの「thestar online」が伝えている。エアアジアはすでにタイやフィリピンでも同様に現地のパートナーと共同で会社を設立、運航はエアアジアが行っており、日本でも同様のスタイルとなるという。ANAが出資するピーチとの関係は現段階では不明。
国内でのLCCの設立はピーチの設立(すでに航空運送事業の許可を取得)のほか、スカイマークがLCCモデルの強化、春秋航空の日本国内線の進出、日本航空(JAL)とジェットスターが新たなLCCを立ち上げる動きなど活発になってきているところ。エアアジアはスカイトラックスで3年連続、LCC部門1位に輝くなどサービスの質への評価も高い。
エアアジアがANAと提携して日本に参入する場合、ピーチとの関係は気になるものの、いよいよ日本国内にも本格的な「LCC時代」に突入となりそうだ。
