エアバス・ヘリコプターズ、オールニッポンヘリコプターとFFS訓練契約

エアバス・ヘリコプターズ、オールニッポンヘリコプターとFFS訓練契約

エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンは2014年8月から、オールニッポンヘリコプターと日本初のヘリコプターフル・フライト・シミュレーター(FFS)訓練の契約を締結、 訓練を開始すると発表しました。日本国内でヘリコプターのFFS訓練契約は初めてです。

オールニッポンヘリコプターはNHKの報道取材用に、EC135T2を6機、AS365N2 Dauphin 2を6機、計12機のエアバス・ヘリコプターズ機を運航しています。オールニッポンヘリコプターでは「FFS訓練の導入により、運航の安全性、確実性がさらに高まるものと確信しています」とコメントしています。

エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンは神戸空港の同社拠点にEC135P2+を再現する日本初のヘリコプターフル・フライト・シミュレーターを設置しました。これにより、ヘリコプターのコックピット、計器類、システムが正確に再現され、実機では実施不可能な緊急操作訓練、悪天候などの厳しい状況下の操縦訓練など、あらゆる訓練を安全に実施することができます。訓練を通じて、様々な環境と状況を設定し、操縦士と整備士は短期間で効果的に技能を向上させ、低コストで経験を積み、判断力を磨くことが期待されています。

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