ニュージーランド航空、787-9初号機の受領式典 11月に日本線に就航

ニュージーランド航空、787-9初号機の受領式典 11月に日本線に就航

ボーイングとニュージーランド航空は2014年7月9日、シアトル近郊のエバレット工場で世界で初めてとなる787-9の受領式典を開催しました。ボーイングの社員1000名をはじめVIPゲストなどが招待されました。

787-9 初号機 「ZK-NZE」

ニュージーランド航空の787-9初号機は、同社を象徴するオールブラック塗装が施された機材で、ペイン・フィールドを7月10日(木)の7時に離陸し、ニュージーランドのオークランド空港には7月11日(金)の夕方に到着する予定です。

ニュージーランド航空は、初号機を含め全10機の787-9ドリームライナーを発注しています。同社は787-9を10月15日からオークランド/パース線に投入、2014年11月には成田、上海線に就航します。

787-9 初号機 「ZK-NZE」

787-9はすでに引き渡しされている787-8を20フィート、約6メートル胴体を延長した長胴型の機体で、座席数は787-8と比べ40席ほど多く設置することができます。また、航続距離も450海里、およそ830キロメートル長く飛行することができます。

ボーイングは787-9で409機を受注しており、787の受注のうち40%を占める主力の派生系です。この787-9は7月に、イギリスで開催されるファーンボロー・エアショーでも787-9が展示される予定です。

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