ボーイング、カタール航空と777-9Xの50機契約を確定に切り替え

ボーイング、カタール航空と777-9Xの50機契約を確定に切り替え

ボーイングは2014年7月16日、カタール航空と777-9Xの50機を確定発注に切り替えたと発表しました。カタログ価格で189億ドルの契約です。2013年のドバイエアショーで777X開発の正式発表にあわせ発表された覚書が確定したものです。ファンボロー・エアショー会場で発表されました。

カタール航空の契約は777-9Xの50機確定に加え、50機のオプション権も含まれています。全て行使されると、最大100機の発注でカタログ価格で377億ドルとなります。

あわせて、カタール航空は777貨物機を4機発注する意向で、オプション権として4機を含んでいます。

アクバ・アル・バクルCEOは、777を同社の基幹を成す機材だとして高く評価しており、777-9Xの導入に期待感を示しました。

ボーイング側もカタール航空がA380の受領拒否が伝えられている中、最大級の賛辞を送りました。「カタール航空に最初の777をデリバリーして以来、このパートナーシップが成長し、強化していることを光栄に思います。777Xに加え、777貨物機でも契約を締結でき、自信を持って両社の関係の新しい時代に繋ぐことができます」と、ボーイングの民間航空機部門のレイ・コナー社長兼CEOはコメントしています。

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