ロールス・ロイス、防衛事業を強化

ロールス・ロイス、防衛事業を強化

イギリスのロールス・ロイスは2014年7月15日、同社の防衛事業の強化への取り組みを示す声明を発表しました。同社によれば、イギリス国内をはじめ、大西洋をはさんだアメリカを中心とした世界各地で、支援能力や、その施設の建設に取り組んでいます。

例として、ロールス・ロイス・フィールド・サーヴィス・リプレゼンタティヴス(Rolls-Royce Field Service Representatives)と名付けられた、F-35BライトニングIIの垂直離着陸能力を支えるリフトシステム(LiftSystem)の支援計画があります。これはイギリス空軍マーハム基地や、アメリカのサウス・カロライナ州にあるビューフォート基地において、F-35Bのリフトシステムを支援しています。

また、A400Mに装備されるターボプロップ・エンジンのTP400の支援計画や、C-130Jに装備されるAE 2100エンジンのテスト施設、無人偵察機グローバル・ホークに装備されるAE 3007エンジンのオーバーホールの新たな施設、さらに民生技術を応用した燃料管理手法の開発などといった取り組みを進めています。

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