アメリカ空軍T-38タロン、456機の射出座席換装を完了

アメリカ空軍T-38タロン、456機の射出座席換装を完了

イギリスのマーティン・ベーカーは、アメリカ空軍のノースロップT-38タロン練習機の射出座席をUS16Tに換装する作業を完了したと発表しました。これによりT-38の乗員はゼロゼロ射出座席で守られることになります。

作業はイギリスとペンシルバニア州ジョンズタウンのマーティン・ベイカー・アメリカの工場で実施されました。

T-38の射出座席換装は2005年6月にマーティン・ベーカーが選定され、2009年から作業が開始され、合計456機に実施されました。作業開始当初は1基地で月間7機のペースでしたが、ピーク時には2基地で週間2機のペースになりました。

2013年7月19日にはテキサス州シェパード空軍基地で起きたバードストライク事故で、T-38の乗員2名をUS16Tは無事脱出させることに成功しています。

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