復興航空、GE222便が馬公着陸に失敗 機体大破し多数の死傷者

復興航空、GE222便が馬公着陸に失敗 機体大破し多数の死傷者

復興航空(トランスアジア航空)の高雄発馬公着のGE222便、ATR-72-500(ATR 72-212A)の「B-22810」が2014年7月23日、馬公着陸時に滑走路手前で墜落し、機体が大破、搭乗者に多数の死傷者が発生しました。

復興航空の発表では、GE222便には乗客54名、乗務員4名、計58名が搭乗していました。このうち、11名が病院で手当を受け、47名が死亡としています。

台風10号の影響から、スケジュールでは16時発、16時35分着のところ、出発が遅延し、19時ごろに着陸を試みていました。この機体は着陸時に一度、ゴーアラウンドし、失敗した際は2回目のアプローチと見られます。墜落地点は滑走路から1キロほど手前で、市街地でした。

ATRではこの事故を受け、台湾当局が事故原因の調査を行い、製造国のフランス航空事故調査局(BEA:French Bureau d’Enquêtes et Analyses)がそれを支援、ATRもこの調査に協力します。「B-22810」は2000年7月に復興航空に引き渡しされた15年目の機体です。

メニューを開く